クッパJr.まつり20話 さらば夏
さらば夏
「もうちょっとで夏が終わっちゃうのかー。長いようで短かったなぁ...夏祭りは結局誰と行こうかなぁ...」
「お困りのよう?」
「マリネサン!?いつからイタノォ!?」
「Jr.くんが困っているから、僕が今駆けつけました!(ホントはJr.を奪いたいからw」
「うーん...なるほど...そう言うことだったのですね...。」
「そーなんすよぉぉぉぉぉ。」
「なら、僕と一緒に行く?」
「え、いーの!?」
「僕、暇ですから。じゃあ18:00に集合ね。」
「あいッ!」
そして...
「遅いなぁ...Jr.くん...。」
「おまたせ!」
「どこへ行く?」
「金魚すくいへ行きたいなー。」
「いいですね。行きましょうか!」
「じゃあやるよぉぉぉぉぉぉっ。」
「あいいいいいいいいッ!じゃあ用意するから待ってて!」
「あみ2つと器2つーおまちど~☆」
「いぐぞうりゃああああああああああああああああッ!」
「僕も負けてられません!」
「僕3匹釣れましたー。」
「やった~♪7匹~♪」
「二人とも頑張ったねー。そんじゃ、まt」
「甘いのだ。クッパJr.。」
「オレたちが手本見せてやるからよー。覚悟しt...ってJr.は?」
「無視されたのだ。次会ったらぶっ●してやるのだ。」
「あの人たちを無視して良かったの?」
「あんな無駄な戦いをやったら1分無駄になるからねー。」
「あ、Jr.くん!お前は何やってんだよ!」
「マリオ!どうしてここに...」
「それはこっちが聞きたいよ!てかもしかして、お前浮気してないか!?」
「いやぁ...何のこt」
「いつもより態度がおかしかったですよ?僕の近くにいるせいか。」
「違うってヴァーーーッ!」
「やっぱり浮気ね。」
「最悪だ...こんな奴に娘と結婚させるんじゃなかった...。もうロゼッタに電話して別れさせよう...」
「えぇーーーーーーッ!?ウソじゃねぇのにぃーーーーーーッ!?」
「(やった...これでJr.くんを奪えて非リア卒業できるわぁ...」
「マリネちゃん。こんなところで会えるなんて思いませんでした...。ハナちゃんと一緒にりんご飴を食べませんか?」
「は~い。(惜しかったわ...今回はこれくらいにしておいてあげるわ...」
「はぁ...(危なかったぁ...」
「マリオたちに話があるんだ。」
「何?」
「なるほど。そう言うことだったのか...。てかこのスカーフ、珍しいね。」
「あぁ、このスカーフはイメチェンだよ。やっぱり...騙されたボクが痛い目に遭ったよ...。」
「そうだったの...疑って悪かったわ。」
「本当にゴメン。これは僕が悪かったよ。」
「いや、いいんだよ。そんなことより、コレあげるよ。」
「え、いいの?」
「あぁ、ボクはロゼッタに言われたんだ。『仕事のせいで私は最近相手できなくなったの。ごめんなさい...パパたちと旅行に行って、遊んだらきっといい思い出が作れるはずだわ。くれぐれも気を付けてくださいね。』と」
「マジか...どんな仕事をしてるのかなぁ...」
「明日はよろしくね。」
「えっ明日なの?まあ別にいいけど。」
「明日良い思い出を作りましょうね。Jr.くん。」
「1ついいかな...」
「何?」
「こんな楽しい出来事、ずっと続かないかなぁ。とボクは思うんだけど...マリオはどう思う?」
「ぼ、僕?」
「僕はJr.くんと同じく...『続くと思う』と思っていた。」
「がしかし...」
「続くことはなかったんだ...。」
TO BE CONTINUED...