戦力外通告2018 リストラを宣告されたロボット 後編
こうしてドラえもんは最後のチャンスに賭けるしかなくウルクパ茶番軍練習場にて自主トレを開始
そして...
「ちょっとー!みんなー!なんだよ戦力外通告って。意味わかんないんだけど!」
「......。」
「てか半年前までうまくやってたじゃん。仲良かったよね?どうしたの急に…ちょちょちょ!何で無視すんの!?」
「いやごめんなさい。もう関係ないんで」
「ボク達とあなたはもう住む世界が違う」
「だってそちら様はもうDTを卒業されたわけだよね?」
「いやしてないから…」
「しれっとバンバンやってんだよね」
「やってない!」
「パリピだしな~」
「誰が!」
「正直に言って。キスぐらいもう経験あるでしょ」
「いやないって...」
「じゃあ手を繋いだことは?」
「......。」
「うわ黙ったよこいつ!」
「ジーザス!」
「戦力外!戦力外!」
このように他の主人公達から完全な正論を叩きつけられドラえもんは黙るしかなかった
主人公達の言い分は至極真っ当であったのだ。オラボケェ!!
トライアウト当日
そして迎えた運命の日...
各作品でリストラを受けたキャラ達が来期の完全復活を賭けて挑むリストラ合同トライアウト
関係者たちの目の前で自分達の能力をアピールし新たなアニメ作品の仕事を掴み取る最後のチャンス
(※マリオたちは観戦してます。)
しかし…
「ストライク!」
ドラえもんは打たない。
「ストライク!」
打たない。
「ストライク!バッターアウト!」
打つ気配が全くない…
そして迎えた最終打席。事件は起きた...
「...はおぉ~~~ッ!!(怒り狂ったw」
「うおおおおおおおおおおッ!(バットを投げ飛ばしたw」
「......!(バットが顔面に命中...」
「ちょっと!お前何やっt」
「うっさいボケエエエエエッ!(ドロップキックをしたw」
「ぐはああああッ!」
「何でオレが戦力外!なんで!なんでオレなだよォ!うるせえよォ!なんで野球なんだよォォォォォッ!」
トライアウトは前代未聞の大乱闘となった
ガサガサ...
「?」
「!!?」
「お、落ち着け!ドラえm...あああああっ!(ボコられた」
「ドラえもんごm...ボオオオエッ!(巻き込まれた」
「ああああああああッ!(巻き込まれた」
「?」
「ハハハ。あいつはキレたら一番ヤバいんだ。子供の頃いたよな~wwww普段大人しいのに怒ると石持っちゃうタイプwwwww」
「怖いよな~ハハハハ…」
グサリッ!
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!」
「......。」
トライアウト合格者には1週間以内に連絡が来ることになっている。しかし乱闘を起こしたので勿論連絡はなかった
と、諦めかけたその時…
ピピピピピピ!
「は、ははははは...は、はい...ドラえもんです...え?」
オファーをくれたのはメジャーリーグ傘下、2Aに属するウルクパ茶番のスタッフからだった
「最強のロボットになってかえってきますよ。亜米利加で合コンとかバンバンやってDTなんかソッコーで卒業して、アイツらを殺しますよ。」
ドラえもん、その第2のロボット人生は...
「殺す!」
今始まったばかりだ...
「え!マジで!?助っ人海外製ロボットのワンダフル、フロリダに帰っちゃったの!?」
「なんか日本食が口に合わなかったらしいんだ。」
「あと神様からのお告げがあったみたいね。」
「なんだよその帰国理由...」
「これだから嫌なんだよ助っ人外国人」
「誰だよスカウトしたの…」
「だから元通り、この世界にはドラえもんが帰ってくることになったぞ。」
「まぁ結局それがいいか」
「まぁね。平和だよね~」
「あはははははh」
ガチャ
「......!(逃げた」
「!...皆殺しにしてやらぁーーーッ!」
「助けてええええええええええええッ!」
「お前らもう...今日で終わりだーーーッ!」
「ああああああああああああああッ!(追いかけられたw」
おわり
「次回のウルクパ茶番は、あの作品をリメイクする。それは...」
「クッパの逆襲!」
「楽しみにしてくださいね!」