マリオと5人の英雄 マリオの最後の旅 27話 Aパート
「そういや初代マリオ探しって結局どうなったんだろう…。あの人の後継ぎで僕が主役になったが、随分前から失踪しちゃったからな…。」
「無理もないよね…あんなことがあっちゃ仕方ないわね...。」
「え?どう言うことだ...!」
「思い出したの…私は、初代ピーチの後継ぎだってことに。」
「え!?初代ピーチ…?!僕だけじゃなくて姫もか…。初代ピーチって確か初代マリオの妹だったよな…。そこの辺はあまり知らないけど。」
「そうよ。彼女はルイミに殺されたの。」
「ルイミ…!」
「何か心当たりあったの?」
「あぁ、彼女は僕の決して許すこともできない女だ。10年前にも恐ろしいことをした女だ。」
「え?」
「彼女はマリネさんの姉で、マリネさんとは真逆の性格だった。マリネさんは僕の元恋人だったんだ。」
「マリネさんが?!」
「あぁ…彼女が元恋人になったのは、僕を助ける為だったんだ。」
「ルイミは様々な方法で理不尽に人を殺す最低の女だ。そして僕にも毒の入ったコーヒーを飲ませ、毒殺しようとしてた。」
「そして、そのコーヒーを飲んじゃったの?」
「あぁ…。だが、僕には何故か毒が通じなかった。」
「え!?どうして?!」
「いや、僕にもサッパリ分からないってば…。」
「とにかく、彼女は僕が毒で死ななかったことから僕を恨むようになった。」
「そんな…何の理由もなく殺そうとなんて…。」
「彼女は幾度なく僕を殺そうとした。だが、マリネさんのおかげで助かったんだ。」
『くたばれ…!マリオ…!』
『ここまでか…!』
『……!』
グサリッ!
『マリネ?!』
『!?』
『ごめんなさい…マリちゃん…!』
『マリネェ…!キサマはまたしても私の邪魔をする気かァ…!』
『僕の恋人に手を出s』
『マリちゃん!今のうちに逃げて!』
「それから彼女とはしばらく出会うことはなかった。だが、2年前にやっと出会えた。いつものように接することができたのはいいけど、いつルイミが来るのか分からないから、あまり関わらないようにした。」
「それにルイミはワリオを一度毒の入ったコーヒーで眠らせたからね。」
「それはMiiverseの時に本人から聞いたけど、まさかあのルイミがそこまでやるとは思いもしなかったな。」
「そうね。もうルイミのことは忘れましょう。」
「だな。あのトラウマが蘇るなんてもう考えたくもなi」
「…!(豪腕ダッシュアッパー」
「…!(爆炎」
「危ない!」
「あ…!」
「…!(かわせた」
「…!(かわせた」
「あれは…ピットくんにパルテナさん…!」
「あの二人まで洗脳されるなんて思いもしなかったな…。」
「それに、洗脳が今まで以上に強く感じてるし…。」
「まあ、とにかく戦うか!」
「そうね...。」
To Be Continued…