ウルクパレーシング 29話 未来からのお友達
2代目ピーチ
「よしよし…♪いい子良い子♪」
2代目ピーチ
「マリオ、今頃レースで忙しいわよね。その間に私が子守りをしなくちゃ……。」
???
「お母さん!!」
2代目ピーチ
「え、誰!?突然何しに来たの?!」
マーチ
「お母さん、お願いがある。」
2代目ピーチ
「お母さん!?私、あなたのお母さんじゃ…」
マーチ
「じゃあ詳しく教える。」
2代目ピーチ
「なるほどね、未来から来たマーチと。」
マーチ
「そう、未来の世界でお父さんとお母さんが死んじゃって寂しいから過去の世界へ来た。」
2代目ピーチ
「そうね。マーチ本人か確める為に証拠を見せてほしいわ。」
2代目ピーチ
「マーチの誕生日は?」
マーチ
「3月10日。」
2代目ピーチ
「正解ね。次に性別…」
マーチ
「!!!」
2代目ピーチ
「え、どうしたの!?」
マーチ
「お…お願い……性別だけは………。」
2代目ピーチ
「いきなりどうしたの!?」
マーチ
「実は…………」
2代目ピーチ
「なるほどね。性別に関してはコンプレックスだったのね。」
マーチ
「ごめん…。それで2つお願いがある。」
マーチ
「1つは、性別に関しては内緒にしておくこと。」
2代目ピーチ
「そうね。約束する。」
マーチ
「2つは、ここに来たことは誰にも言わないこと。」
2代目ピーチ
「分かったわ。約束するね。」
マーチ
「これ以上は何も…」
シュッ!!!
2代目ピーチ
「!?き、消えた?!」
ほんへ
ザン・パルルティザーヌ
「2回連続のレースは楽しかったぞ。」
フラン・ルージュ
「ホント、みんなに感謝するわ!!良い思い出ができたし(16話~今)、アタシ自身を見直せたし(27話)、部下のお友達になってくれたし(28話)。」
2代目マリオ
「いやいや、大丈夫だよ。僕も君らと仲良くしたいからね。」
マリネ
「ありがとうございます。この世界を楽しんで貰えて嬉しいよ。」
ザン・パルルティザーヌ
「やはり噂通りこの世界の住民は皆優しいな。」
フラン・ルージュ
「ホントにありがとう!!13話間良い思い出になれたわ!!!」
ログ
「ご機嫌いかがか。諸君。」
ザン・パルルティザーヌ
「テレビあたまくんか!!我々に何のようだ?」
ログ
「黙れパルメザンチーズ!あだ名つけるのも大概にせんか!」
※パルメザンチーズ呼ばわりは本名を知った上で言ってます。
ログ
「お前たち次回で最終回であろう?そこでお前たちにプレゼントがある。」
ザン・パルルティザーヌ
「こ、これは…!!」
マリネ
「ドリームロッド!?」
2代目マリオ
「まさか、あの時(14話)と同じくだりか!?」
ログ
「その通りだ。今回でスタアラワールド最終回前話(14話)だろう?そこでお前たちの思い出に残るようなスペシャルゲストを呼び出しできるのだ。使ってみろ。」
2代目マリオ
「さあ、来い!!ドリームロッド!!」
???
「!!!!!」
マーチ
「はあッ!!!」
新・ウルクパ茶番より
2代目マリオと2代目ピーチの子 マーチ 参戦!!
マーチ
「え?こ、ここは……?」
2代目マリオ
「………………。」
マーチ
「え!?お、お父さん?!」
2代目マリオ
「お父さん!?ひょっとして僕のことか?!」
ザン・パルルティザーヌ
「お前以外に誰がいると言う。」
フラン・ルージュ
「今いるのはアタシとパルルとマリネとマリオ・マリオだけだしね。」
マリネ
「ま、まさか…マーチさん?」
マーチ
「そう、マーチ。」
マーチ
「さっき病院にいたはずだが…これは一体?」
2代目マリオ
「病院?姫に何をした。目的は何なんだ。」
マーチ
「実は……」
2代目マリオ
「なるほど。君のいる未来の世界で僕はもういない。だからこうして過去の世界へ来たと。」
マーチ
「そう…。」
ザン・パルルティザーヌ
「しかし、さすがに無理があるだろう?過去へ来たらお前は時空犯罪者だぞ?」
フラン・ルージュ
「時空犯罪者?何ソレ…。」
マリネ
「簡単に言うと歴史を変えてしまうと言う意味よ。過去や未来を変えるのは窃盗や殺人以上に悪質よ?」
フラン・ルージュ
「!!!」
マーチ
「それでお母さんに性別を内緒にしてとお願いした。あと、ここにいるのも内緒にしろと……。」
2代目マリオ
「なるほど、性別に関してはコンプレックスだったか。こっちのマーチは。みんなに言わなくて良かった………。」
ザン・パルルティザーヌ
「それにしても簡単に信用してもいいのか?」
フラン・ルージュ
「良いに決まってるでしょ。だいたい同じ帽子被ってるし。」
マーチ
「!!!」
(※画像はネタバレになるので見せれません)
2代目マリオ
『マーチ、今日はお前の好きなハンバーグを作るぞ!僕の作ったハンバーグが一番好きだろ?今回はオマケに2つ作るか!!』
ヤングマーチ
『わーい、ありがとうパパ!!』
そして……
2代目マリオ
『ごめん…焦げちゃった……あんなに楽しみにしてたのに………。』
マーチ
『酷いよ…パパ……。』
2代目マリオ
『仕方ないよ…ママが入院してるから……。』
マーチ
『ママは構ってくれないし、パパは料理失敗するし……。どうすればいいの………。』
2代目マリオ
『………。』
マーチ
『!?』
2代目マリオ
『僕の帽子をプレゼントするよ。』
マーチ
『えぇ!?いいの?!』
2代目マリオ
『別にいいよ。家族なんだから。その代わり…僕よりもビックなファイターに。そして人生を楽しんでるファイターになるんだぞ?』
マーチ
『うん!!必ずなる!!』
2代目マリオ
『それと最後に、キャッピーと仲良くするんだよ。キャッピー、これが僕の子のマーチだ。仲良くするんだよ。』
キャッピー
『よろしくね、マーチ!』
マーチ
『うん!!』
マーチ
「……………。」
2代目マリオ
「どうしたんだ?マーチ。」
マーチ
「あ、いや…何でもない。」
ザン・パルルティザーヌ
「(何か特別なエピソードを思い出したか?親を亡くしてよっぽど辛いだろうな。」
フラン・ルージュ
「マーチ、せっかくここへ来たんだし…レースでもしない?」
マーチ
「ありがとう。クッパJr.はいないな?」
マリネ
「え?どうしてJr.くんの名を…。」
マーチ
「ヤツは…あ、これネタバレだから言っちゃダメか。」
2代目マリオ
「え?どう言うことだ?」
ログ
「強いて言うのなら腐れ縁だが、ウルクパ茶番次回作のネタバレになるからあまり詳細については触れないでくれ。ヤツは3代目マリオと同じ宣伝枠としての参加だからな。」
フラン・ルージュ
「やっぱりいつもながらメタ発言は安定ねw」
マーチ
「未来の世界も大概だ。」
ログ
「そうか。詳しくは言わんで良いが……5人とも楽しむがいい。」
2代目マリオ
「さあ行くぞ!!」
マリネ
「準備OK♪」
ザン・パルルティザーヌ
「こちらザン・パルルティザーヌ。準備完了だ。」
フラン・ルージュ
「いっくわよおぉぉぉぉ!!!」
マーチ
「かかってこい。」
プレイヤーセレクト
1P 2代目マリオ
2P マーチ
3P マリネ
4P フラン・ルージュ
5P ザン・パルルティザーヌ
ルール レース(100cc)
マーチ
「焦らず戦おう。」
2代目マリオ
「さあ、行くぞ!!」
キャッピー
「ボクらはまけない!」
ポンプ
「イキマスヨ。」
マリネ
「えぇ、行くわよ。」
ザン・パルルティザーヌ
「正々堂々、勝負!!」
フラン・ルージュ
「やってやろうじゃないの!!」
3
2
1
GO!!
マーチ
「てやあッ!!(スタートダッシュ」
2代目マリオ
「よし……。(スタートダッシュ」
マリネ
「やったわ。(スタートダッシュ」
ザン・パルルティザーヌ
「やったぞ。(スタートダッシュ」
フラン・ルージュ
「ザッケンナコラーーーー!!(スタートダッシュ失敗」
マーチ
「お父さん、覚悟!!」
2代目マリオ
「ポンプ、頼んだよ!!」
ポンプ
「ハイ、ショウチ シマシタ。」
マーチ
「やっぱりファイアボールが来ると予想してポンプ使うね、お父さん。」
2代目マリオ
「読まれた…!?」
マーチ
「お父さんとお母さんの子だからね。知ってて当然だよ。」
ワンワン
「ワンワン!!」
マーチ
「……。(避けた」
2代目マリオ
「(一体何者だ…確かに僕と姫の子なのは事実だが……いくら何でも障害物を目で見ずに避けるなんて、あまりにも賢過ぎないか?まるでJr.くんみたいだ……。」
マーチ
「まかせたよ。」
キャッピー
「OK!」
2代目マリオ
「おっと、危ない……!!(アイテム強奪を回避できた」
キャッピー
「ねえ、アレどうなってるの!?ボクがもう1体…?!」
2代目マリオ
「これは明らかに不思議だ。何故子供である君が親である僕の帽子を被っているんだ……。」
マーチ
「これは、お父さんがくれた宝物……。」
キャッピー
「またいずれ未来になれば分かるはずだよ!」
2代目マリオ
「そうだな、未来のキャッピーの言う通りだな。」
キャッピー
「よし、こうなったらボクらも負けてられないぞ!!」
マーチ
「スーパースター!!」
2代目マリオ
「えぇぇ!?」
キャッピー
「うそぉ?!」
マーチ
「………。」
2代目マリオ
「ウソだ…すぐに差をつけられた……。」
マリネ
「(親VS子供…『血は争えない』ね。僕は控えめにしようかな……。」
ザン・パルルティザーヌ
「そこだ!!(カミナリオコシ」
マリネ
「………!!」
ザン・パルルティザーヌ
「まだ終わってはいないぞ!!!(エレクトロ・エクレア」
マリネ
「スキあり……!!(みどりコウラ」
ザン・パルルティザーヌ(6/10)
「ぐはあぁッ!!!(打つ前に誤爆してしまった」
フラン・ルージュ
「またスタートダッシュ失敗してみんなと差をつけられちゃった……!!でも、アタシも負けてらんn」
ワンワン
「ワンワン!!」
フラン・ルージュ(6/10)
「ほんぎゃああああああああああッ!!!」
マーチ
「…………。」
2代目マリオ
「とうとう追い詰めたよ!!」
マーチ
「行って。」
キャッピー
「おっけー♪よろしく♪」
マリネ
「あらら…(みどりコウラを強奪された」
マーチ
「お父さんのを取れなかったか……。」
キャッピー
「ごめん、盗むことができなかったんだ。物理アイテムじゃなかったから。」
マーチ
「キャッピーは悪くない。このまま畳み掛けるよ。」
2代目マリオ
「そこだ!!(ポンプ」
マーチ
「…………!!(避けた」
2代目マリオ
「ここから僕らも本気で行かせてもらうよ。」
マーチ
「(このみどりコウラに当たるはずだ…。行くぞ!!」
2代目マリオ
「おっと、みどりコウラスワイプ作戦は通用しないからね。」
マーチ
「さすが、理想のお父さんだ。」
2代目マリオ
「君が賢いから何となく頭を使うと予測したからね。」
マーチ
「悪いけどこれでおとうさんに勝ってあげる!スーパーファイアボール!!!」
2代目マリオ(5/10)
「うわあああああああああッ!!!」
マーチ
「上手く当てたな。」
2代目マリオ
「キャッピー。今こそあの奥義を使うぞ。」
キャッピー
「まかせてよ!」
マーチ
「スーパースターが………。」
2代目マリオ
「どうやら形勢逆転だね。」
キャッピー
「またねー♪」
マーチ
「不覚ッ"!!!」
マリネ
「さっきのおかえしよ!!(ファイアボール」
マーチ
「甘いな、マリネ。この程度じゃ倒せない。」
マーチ
「スーパーファイアボール!!」
マリネ(5/10)
「あぁぁぁッ…!!!」
マーチ
「お父さん、覚悟!!」
2代目マリオ
「しまった、スーパースターの効き目が……!!」
マーチ
「スーパーファイアボール!!」
2代目マリオ
「うわああああああああああッ!!!」
マーチ
「この勝負、もらった。」
2代目マリオ(1/10)
「まだ終わってないぞ………!!!」
2代目マリオ
「ポンプ、後ろに水かけてスピードを!!」
ポンプ
「ワカリマシタ。」
マーチ
「キャッピー、妨害頼んだよ。」
キャッピー
「まかせたよ♪」
2代目マリオ
「しまった!!」
ポンプ
「スミマセン、ボウガイ サレテ、スピード ダセマセン。」
マーチ
「勝負あったな。」
???
「うおおおおおおおおおおッ!!!」
マーチ
「?」
2代目マリオ
「え!?ちょっ、待っ……」
フラン・ルージュ
「アタシを無視してタイマンするんじゃないわよ!!アタシだって…」
「グシャグシャー!!」
ガブリッ!!
K・O!!!
フラン・ルージュ
「だああああああああああああッ!!!」
フラン・ルージュ 脱落(原因:障害物に激突)
フラン・ルージュ 5位
ザン・パルルティザーヌ
「ルージュが脱落か…。どうやら障害物にまたしても衝突したようだな……。」
マリネ
「…………。」
ザン・パルルティザーヌ
「あれは、メラメラガールか!!」
マリネ
「えいっ……!!(みどりコウラを後ろへ投げた」
ザン・パルルティザーヌ
「悪いが壁にぶつけるだけでは意味がn…」
ドカッ
ザン・パルルティザーヌ(2/10)
「ぐはあぁぁぁぁッ!!!」
ザン・パルルティザーヌ
「おのれ…まさか反射の手段を選ぶとは……。」
マリネ
「(パルルさんに悪いことしちゃったかなぁ…。」
マーチ
「この勝負、必ず勝つ。」
2代目マリオ
「そうはさせないぞ!!(ダッシュキノコタックル」
マーチ(6/10)
「もちッ"!!!」
2代目マリオ
「このまま一気に畳み掛けるぞ!!!」
マーチ
「そこまでだ。(スーパースター」
2代目マリオ
「!?しまっ……」
K・O!!!
2代目マリオ
「うわああああああああああああッ!!!」
マーチ
「終わったね。」
GOAL!!!
マーチ
「言ったはず。『この勝負、必ず勝つ』と。」
マリネ
「……!!!(あわわ…マーチさん、ただ者ではない……。」
ザン・パルルティザーヌ
「あのマリオ・マリオを打ち負かすとは……さすがだな。」
リザルト
1位 マーチ
2位 マリネ
3位 ザン・パルルティザーヌ
4位 2代目マリオ
5位 フラン・ルージュ
マーチ
「楽しかったよ。お父さん。」
2代目マリオ
「こちらこそ楽しかったよ。」
マリネ
「まさかおとうさんに打ち勝つとはね……。」
2代目マリオ
「こりゃ参ったな…。一本取られたぞ……。」
マーチ
「あ、そろそろ時間切れそうだ。」
ザン・パルルティザーヌ
「あまり絡むことができんかったが、楽しめたか?」
マーチ
「充分楽しめたよ。お父さんに再会できたのが特に大きかった…。」
フラン・ルージュ
「また過去の世界においで!!アタシは歓迎するわよ!!」
2代目マリオ
「君が本当のマーチと証明できたよ。わざわざここまで来てくれてどうもありがとう。」
マーチ
「こちらこそありがとう……!!お父さん!!!」
シュッ!!!
キャッピー
「マーチって子。凄く良い子だったね。賢くて仲間思いだったし。」
2代目マリオ
「しかし、クッパJr.とは腐れ縁と言うのが意外だなぁ。」
マリネ
「でも、仕方ないよね。Jr.くんもすごく賢くて色々できるから。」
ザン・パルルティザーヌ
「何はともあれ、3話も連続でレースができて良かった。どうもありがとう。二人とも。」
フラン・ルージュ
「14話間ありがとう!!」
マリネ
「いえいえ、こちらこそどうも!!」
2代目マリオ
「またこの世界におi」
???
「ちょっと待ったあぁーーーーー!!!」
2代目マリオ
「!?」
ウルクパレーシング30話(スタアラワールド最終回)へ続く……