マリオと5人の英雄 マリオの最後の旅 71話 『明かされた真実』
「やっと来たわね…。」
「2代目ピーチ。」
「エンデ・ニル!!」
「どうして私に勝負を挑みに来たの…。」
「前にソウルオブおにいちゃんを倒したあなたに復讐に来たのよ。」
「!?ち、違う…!あれは…」
「夫に罪を被せる気?(トモダチノワ」
「…!!(かわした」
「違う…私たちは何も悪いことはしていない…。」
「じゃあ何故お兄ちゃんは二度も死んだの?」
「二度…?どう言うことかしら…。」
「私のお兄ちゃん、生きてる時は2ヶ月Miiverseにいたのよね。でもある日、悪いヤツにやられ死んじゃったの。」
「(それ、どこかで聞いた気が…。」
「私たちはあの緑の殺人鬼さえいなければ幸せになれてたのに……!!」
「!?」
『初代ピーチはもうとっくに死んだのよ。アタシに殺されてね。』
「(ま、まさか………!!」
「あなたの正体がやっと分かった気がするわ。」
「何よ、それは。」
「エンデ・ニル。あなたの正体は…!!」
そして一方…
「待ってたぜ、2代目マリオ。」
「ソウルオブ・ニル…!!」
「テメェ、よくここまで来れたなぁ。それに約束通り1vs1の準備までしやがってよォ。」
「1つだけ聞かせてくれ。どうしてルイージやマリネさんを洗脳したんだ。」
「復讐よ。俺はテメェに殺され、悔しかったんだ。」
「いやいやいや…あの時はそんな感じじゃなかったんじゃ…」
「実は心の底では恨んでたぜ。友達ばっかりに頼りまくってる主人公なんざに負けるなんてさァ…。」
「今回は僕1人でここへ来た。卑怯な真似はしないよ。」
「俺はテメェを一切主人公として意識してねェ…!!テメェのせいで俺は二度も命を失ったからな!!(タノシイユメ」
「……!!!(542/1000」
「チッ……このザマかよ。ちっとは全力を出したらどうだい?」
「……!(ダメだ…アイツの正体が今、ハッキリと分かった…!でも、僕はどうしてもアイツを…!!」
「ソウルオブ・ニル。やっとあんたの正体が分かったんだ。」
「何だと?」
「ソウルオブ・ニル。あんたの正体は…!!」
「エンデ・ニル。あなたの正体は…!!」
「初代マリオだ!!」
「初代ピーチよ!!」
「…。」
「…。」
「それがそれがどうした。」
「で?」
「!!」
「!!」
「最後に俺がその名前で呼ばれたのは、もう3年以上前なんだぜ。」
「最後にアタシがその呼び方されてたのは、もう3年も前よ。」
「全てはある事件から始まった。」
「10年前、ノリオと言う殺人ファイターが現れ、正式参戦される前のファイターたちは次々と殺害され、参戦できなくなったの。」
「2015.12/28。初代マリオはこの僕、2代目マリオをウルクパ茶番へ招待した。」
「だけどノリオが2代目マリオを狙い、自宅に行ったところを初代マリオがいたわ。」
「あの時、彼は僕を庇う為に僕を家から追い出し、そして自ら犠牲になったようだね。」
「そしてその時にもう一人の殺人鬼がいたわ。その名はルイミ。」
「ちょうど、僕の元恋人だった。彼女も参戦する前の僕を殺す為にターゲットにしてたらしいけど、10年前に同じファイターとして参戦する前のマリネさんが助けてくれたんだ。」
「でも、ルイミは2代目マリオの殺害を何度も失敗した怒りのあまりに、他のファイターたちの殺害を図ったわ。」
「ルイミに大事な妹の初代ピーチを殺され、初代マリオの生きる目的は弱いファイターを守る為だけになった。」
「そして今、ニルとして生まれ変わったことが明らかになったのよ。」
「…。」
「…。」
「初代マリオ、どうしてそこまでして…。」
「初代ピーチさん、どうして…。」
「黙れェ!!(カケッコ」
「うるさいわ!!(カケッコ」
「……!!(かわせた」
「……!!(かわせた」
「テメェが初代マリオを超える主人公になれてねェから俺がじきじきに訓練しに来たんだよ!!」
「この件についてはもう話さないで!!」
『ざまあないわ、初代ヒロインさん。ずっとここで永眠してなさいな。』
『……!!』
「2代目マリオ…!!」
「2代目ピーチ…!!」
「テメェをここで終わらせてやるぜ!!!」
「あなたをここで終わらせてあげるわ!!!」
「かかってらっしゃい!!」
「勝負はここからだ!!」
To Be Continued…